青森シャモロックでおかず茶碗蒸し
先月から、お料理好きのお友だちグループ(千葉方面のお友だち)と試食会を始めました。わたしは超手抜き派ですが、料亭系の凄腕お友だちがいるので、「普通のおうちで簡単にできるレシピをお願い!」と教えてもらっています。
今回、そのお友だちが作ってくれたのが、青森シャモロックの「おかず茶碗蒸し」。手間がかかる割に、添え物的な扱いの茶碗蒸し。青森シャモロックの濃縮スープと正肉を使って、立派なおかずに仕上げます。
濃縮スープは、製造者推奨のお水との比率だとかなりしっかりしたお味、少し薄めの比率でも十分美味しいです。
材料(4人分):
解凍したシャモロック正肉一袋(100g)、生椎茸1個、かまぼこかなると適量、三つ葉適量、卵4個、スープ(シャモロックスープを水で希釈)600cc、乾燥または冷凍ゆず少々
手順:
(1) シャモロック正肉スライスを食べやすい大きさに切り、ボールに入れて酒と塩少々を振って軽く揉み、熱湯を掛け10秒したらお湯を捨てる(鶏肉の味を閉じ込めるそうです)
(2) 卵を菜箸で泡立てない様に混ぜ、スープと合わせ、万能漉し器で漉す(なめらかな出来上がりに、漉す手間ははぶかないように、と言われました)
(3) その他材料を切る。椎茸とかまぼこは一部を飾り用に薄く切る(具材が沈んでしまって表面が寂しくなるので、表面張力で浮かせるために、一部うすーく切っておく)
(4) 具をお茶碗に入れて卵汁を注ぎ、薄く切った椎茸とかまぼこを浮かせる
(5) 蒸気の出ている蒸し器に茶碗を入れ、蒸し器の蓋に布巾をかぶせ、菜箸1本を蒸し器の口片側に載せ、少しずらした状態で蓋をする(みんな知らなかったのですが、「す」が入らないように、菜箸1本をお鍋とフタの間に挟んでおくのがいいそうです)
(6) 最初 1分は強火、その後10分弱火で蒸し、ゆずと三つ葉を載せる
コツ:
・滑らかな舌触りに漉しは重要、蒸す前の茶碗の材料表面の泡も楊枝で潰す
・蒸し温度が高すぎると“す”が入るので、ずらし蓋と弱火キープは鉄則
・しっかり味が好きな人はスープ希釈は製造者推奨のままで、普通に仕上げたい時は水の比率を少し上げるのがおすすめ