ワーク・シフトを読んで、グローバルとローカルについて考えてみた

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wintersweet

ここ数日、風邪か花粉症か風邪前の体内の闘いか、とにかく不調続きだったので家でクラめに本を読んだり、確定申告の準備したり(例年にない早さ)、外に出るのもせいぜい近所の買い物や図書館ぐらいにおさえている。

「ワーク・シフト」が示した世界・社会の変化

今日はおそばせながらワーク・シフトをパラパラ読んで、色々なことを考えた。この本が出たのは2011年だから、当時はこれから訪れるだろう変化は衝撃的だったのではないか。テクノロジー、グローバル化、人口構成の変化と長寿化、家族や社会との関係の変化、エネルギーと環境問題。今では新しくないキーワードだけど、ある意味でこれらの変化がもたらす「勝ち組化・負け組化」「勝ち負け関係なくとにかく変化」が顕在化しつつあるんじゃないかと思う。

一般的には「この変化についていくためには!」が声高に叫ばれているんだけど、一見逆張り、実はトレンドそのものっていう対応もあるのかなーと思った。

グローバル vs. ローカル、デジタル vs. アナログ

グローバル化やデジタル化は、一見標準化を進めるように見えるけど、実はローカルな実態(個性だったり風土だったり慣習だったり特産物や言葉とか)は人間が生きていく限り決して無くならないと思う。そのローカルのボーダーを超える技という点では、ハンディキャップが大きいと思われている日本人こそすごいアドバンテージなんじゃないかな?と思った。

企業や機械のように仕組み化できるものとグローバル、デジタルの相性はとてもいいように思ううけど、人間の根本的な姿とか価値みたいなのはローカルとかアナログみたいなところにあるのかな、とぼんやり感じている。なんというか、ローカルとかアナログの部分を重視する必要性が増して、グローバルやデジタルはむしろインフラ化していくみたいな。

これからウェブサイトの改定に取り組むんだけど、そういうことを考えながら作っていきたいな、と思った。

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