アル・ケッチァーノの奥田シェフ
ご存知の方も多いでしょうね。山形・鶴岡のアル・ケッチァーノ。わたしがその存在を知ったのは2年ぐらい前でしょうか。十三浜わかめを販売している仙台の友人から「アル・ケッチァーノに行ってきた ♪」という便りが届いて、どんなレストランなんだろうなーと興味津々でした。その後、お取り引きをしている「かに物語」さんから、アル・ケッチァーノ奥田シェフのアドバイスを受けられていると伺ったり、東京・有楽町の山形アンテナショップの上に姉妹店を出されていると知ったり、奥田シェフが山形はもちろん、岩手、宮城、福島など東北食材を日本で、世界で紹介されていることを知ったり、と素晴らしい方だなぁと思っていました。
昨日、以前の勤務先でかつて上司だった方が G1・KIBOW チャリティ・ディナーに招待してくださり、久しぶりに都心のキラキラしたパーティ会場に足を運んだのですが、なんとなんと、その奥田シェフが東北食材づくし、東北ワインづくしでコースを用意してくださっていたのです。
岩手の蕪、三陸のあわび、八幡平の鮭、弘前のシードル、山形県南のワイン、米沢牛、岩手のワインと山ぶどう… 馴染みのあるもの、気になっていたもの、訪れたことはないけど味わったことがあるものが次々と出てきて、あぁこうやって点としてバラバラだったものが ひとつにつながったなぁととても幸せな気持ちになりました。
ふだんはさほど飲まないワインも、昨日はどれも美味しくて久しぶりにたくさん飲んでしまいました。
弘前のシードル工房
山形のタケダワイナリー
山形の酒井ワイナリー
岩手のエーデルワイン
岩手の山ぶどうと甲州のぶどうのスパークリングワイン
山ソーヴィニヨン(チーズとあわせて。デザートワインっぽい)
ワインのセレクションは辰巳琢郎さん。奥田シェフが一皿ごとに厨房から会場に来てくださって、辰巳さんと一緒にお料理とワインの説明してくださるのでした。
ディナーが終わり、会場をあとにするときに奥田シェフはじめ、厨房にいた料理人たちがずらっとお見送りをしてくださったのですが、奥田シェフとお話することができ、その気さくなお人柄に感激しました。来月、山形に行きます。そのときに絶対アル・ケッチァーノを訪問しようと心に決めました。本当に素敵な夕べでした。