Tohoku Foodie Baskets
Nurture local wisdom & culture with people around the world.
食をはじめとする地域に根ざした知恵や文化を大切にし、世界の人々とそれらを交換し、育てていく。そんなことを目指して、食とコミュニケーションの仕事に取り組んでいます。
About/ 北の玉手箱のこと
Profile
Miyuki, the founder, grew up in Tokyo and worked for multinational corporations and clients over 20 years. After the great earthquake and tsunami, she established Tohoku Foodie Baskets to re-discover & promote local foods & cultures in the affected area.
グローバル企業のコミュニケーション活動を20年以上にわたって担当してきました。東日本大震災後、被災地の食文化に啓発され「北の玉手箱」を創業、以来「食」と「コミュニケーション」を生業にしています。
Tohoku Foodie Baskets select & promote specialty from the Sanriku coast, one of the top 3 renowned fishing areas in the world, and tasty livestock products from the Northern part of Japan. It holds food events at the “Okatte Nishiogi,” a shared kitchen in Suginami.
東北地方を中心に海の幸・山の幸をセレクト。生産者さんとその商品、背景にある文化などを多面的に紹介しています。東京・西荻窪の「okatteにしおぎ」で、食関連のイベントも開催しています。
Communications
Miyuki’s expertise of communications is very strong with long & solid experiences at renowned global companies. Tohoku Foodie Baskets craft the communication so that the key message and philosophy is effectively conveyed across different cultures.
伝えたいキーメッセージ、大切にしている哲学や信念を、いかに効果的に届けるか。日本企業、アメリカ企業やヨーロッパ等の企業・団体との幅広い仕事で培った経験をベースに、効果的なコミュニケーションを提案します。
Global & Local. Foods & Communications.
Happy Obento Life – おべんとう初心者の備忘録
以前からおべんとうを作る生活に憧れていた。小さい空間におかずを詰めて、美しい小宇宙を作り上げる日本の文化がとても好きだ。たかだか30回のおべんとう作りではあるが、初心者ながらもこれまで気づいた点、学んだ点を備忘録としてまとめておく。
おべんとう考
先月から1ヶ月「おべんとう」にどっぷりと浸かった。展覧会に行ったり、本を読んだり、教えてもらったり...。おべんとうが日常にあった幼稚園の頃、中学生・高校生の頃を思い出し、いろいろなことを考えた。おべんとうは生活を映し出す。おべんとうの記録は「生きること」の足跡なのだろう。
本物は「伝統」ではなく「愛」
三河の伝統調味料の醸造蔵など作り手さん四社を訪問した。彼らのこだわり... それは伝統を守ることではなく、元気な材料と、その素材を活かした作り方にとことんこだわっていた。この「ものづくりへの愛」を支えるのが、三河という人とモノを大切にする風土や気質なのだろう。
都市と田舎と生産 〜ポートランド、穂高、茅野〜
ポートランドの人々にならって、自分の生活やスタイルに対し、今までより少しだけ自覚的に生きてみよう。そして信州の人たちにならって、自分で作れるものはできるだけ自分で作り、身近にあるものを美味しくいただこう。
コミュニティと、シェアする生き方
「シェアをしながら生きる」とは、自分の持っている有形・無形のものを、自分のためだけではなくて、他者のためにも役立てていこうとする生活の仕方なのだろう。有形・無形の資源の組み合わせによって、価値を生み出す人の繋がりにとても興味がある。そういう繋がりをコミュニティと呼ぶのかな。
東京の杉と共存するキッチン
2年ほどかけてキッチンを少しづつ改良した。増え続けるスパイスと調味料、冷え冷えとする合板フローリング床。東京の杉は嫌われ者だけど、その杉がこれらの問題を解決してくれたのだから、先入観を持ってはいけないなと思う。山形・庄内で垣間見た地産地消、循環する暮らしを思い出した。