種差海岸とうみねこラーメン

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お久しぶりです! 事務作業に追われ、好きなブログ書きができずにちょっとストレスが溜まりました。8月下旬の岩手への旅から、もうひと月以上。先週末は、千葉県柏で催事にも参加しました。

さて、北三陸の野田の塩工房を出発し、国道45号線をひたすら北上して八戸に向かいました。わたしはこれまで、久慈から内陸・二戸を通って盛岡に帰るというルートばかりをとり、久慈のすぐ先の青森県八戸には足を踏み入れたことがなかったのですが、久慈と八戸はとても近いんですね。先日、以前勤めていた会社の同僚たちと飲み会があり、八戸出身者と弘前出身者がいて大いに盛り上がり、わたしはそのとき初めて八戸は元々南部藩で、弘前は津軽藩だったから仲が悪かったと知りました。今は県境を挟んでいるけど、やはり八戸は北三陸の北端という位置づけなのでしょう。

さて、八戸の南、種差海岸に面した「八戸シーガルビューホテル」にチェックイン。このホテルをとったのには理由があります。このすぐ近くの「鮫」という町に、松橋製麺さんという中華めんの工場・お店があって、グルメの元同僚から「八戸に行ったら絶対寄るように」と強くすすめられていたのです。極細縮れ麺が絶品とのこと、その「うみねこラーメン」が食べられるのが、ここシーガルビューホテルなのでした。

夕食メニューには入っていなかったのですが、追加で注文したうみねこラーメン。極細縮れ麺と、磯の旨みたっぷりの塩味スープ、本当に美味しかったです。

ホテルの前には広大な海が広がります。はるか北の先の方にうっすら見える陸地は下北半島。お天気がよいと、恐山も見えるそうです。ホテルから歩いてすぐのところに、鮫北灯台があります。ちょっと「地の果て」のような雰囲気がありました。

鮫角灯台

ところで、東京に帰ってきてから知ったのですが、この灯台のすぐ裏に牧場があり、その牧場を越えたあたりに走る海沿いの県道が、東山魁夷の「道」のモチーフとなった道なのだそうです。そうとわかっていれば、行っていたのに…! ホテルのロビーには「道」の複製画があり、友人の一人が「本物かなー?」と呟いているので「そんなわけないじゃん!」とばっさり切り捨てたのですが、なぜここに「道」の複製画がかかっているんか考えるべきだった。。。と後悔したのでした。

翌朝は鮫の松橋製麺さんへ。すすめてくれた元同僚のご親戚と伺い、事前に連絡もしないで突然伺ったのですが、とても歓迎してくださりわたしたちに絶品中華めんと塩味スープ、煮干しスープを持たせてくださいました。タンメンにしたり、ワカメや笹かまぼこを載せたり、ちょっと豪華に帆立を載せたりと楽しんでいます。友人作の、アサリと玉葱のラーメンがこちら。美味しそうですね♪

 

このあとは、八戸の台所、八食センターに立ち寄って旬の海産物をつまみ食い、そのあと五戸へ向かいます。次がようやく最終回。